移住

東京から沖縄に移住した理由

2022年1月、コロナの第6波に注目が集まるなか沖縄県宮古島市に移住しました。宮古島といえば、憧れのリゾート移住地!移住後の生活に興味がある方が多いんじゃないかなと思い、ブログにしています。

私が宮古島移住に至るまで

私は、神奈川生まれ東京育ち。20歳で一人暮らしを始めて33歳まで都心部で仕事をしながら生活していました。

遠距離恋愛をきっかけに、34歳で福岡へ移住。幸いにも福岡支社がある会社だったので仕事は変わらず。詳しくは別記事に書いていますが、彼氏と会える時間が増え物価も安く環境が良い福岡でQOL爆上がりだったのですが、1年ほどたった2018年に彼氏の地元である山口に更に移住。会社は変わらずリモート勤務&月1の東京出張で中間管理職を続けつつ、彼氏の会社も手伝うという働きマン状態でした。

そしてコロナ到来。

そのころは彼氏の会社の業務量が多くなっており、東京の会社を離れる決断をして山口で公私ともに腰を落ち着けかけました。コロナ禍の影響で、東京にいたとしても自由に友達とは会えなかったでしょうが旅行にもいけず慣れない土地で仕事ばかりしていると自然と自問自答が増えます。

このまま数十年、ここで楽しく生きていけるだろうか?いや、1年後でも後悔してるんじゃないか・・・

と、いうことで第3次移住計画がスタートしました^^

移住先の条件

山口から移住しようと思い立ってから引っ越し実行日まで、1年半ほどかけました。急いでいなかったので移住先の調査やタイミング、決心がつくまでゆったりと自然に時間が流れたという感じです。そんな私の移住先条件はこんな感じでした。

  1. 【最重要】PCがあれば仕事ができる=ネット環境が整えられる
  2. 【重要】温暖な気候で綺麗な海が近くにある
  3. 【重要】 その土地でビジネスチャンスがある
  4. 【重要】 友人が自然と遊びに行きたくなるような観光地
  5. 【重要】小型犬が暮らしやすい(ペットがいるので)
  6. 東京や山口への移動がしやすい
  7. 予算内で広くてきれいな家に住める
  8. もともと移住者が多い
  9. 自然がそこそこあり、買い物など街の利便性もある

最終候補地

  • ハワイ
  • マレーシア
  • シンガポール
  • 沖縄県座間味村
  • 沖縄県宮古島市

ハワイ断念の理由

2回しか行ったことないけど、行く度に浄化される感じが気持ちよくて大好きな場所です。ただ、「理想とする家は高い」ことと「日本と時差が大きい」ので住むのはハードルが高いと判断。

マレーシア&シンガポール断念の理由

この2か国は実は行ったこともないんですけど、日本人が移住したい国上位にずっとあるので気になって調べていました。どちらの国も、災害がほとんどない・気候が一定で暮らしやすい・銀行利息が高く資産運用がしやすい・多民族文化で移住者が多い・多言語で教育環境が良い・まだまだ経済成長が見込める、などなど。調べるほど移住したくなりました。ただ、コロナ禍で旅行に行きづらい中ノールックで引っ越しもできないし、一旦断念するか、という感じです。

沖縄県座間味村断念の理由

実は国内だったら座間味、と考えていたくらい座間味が有力候補でした。離島ではあるものの那覇までフェリーで1時間ほどなのでそれほど生活にも困らないだろうし、旅行で訪れた際はネット環境も問題なく、仕事もできました。ただ、本当に居住物件がないです。座間味を含む慶良間諸島は国立公園でほぼ保護地区。ダイビング観光客の誘致は強化しているものの、移住促進はしていない模様。ということで諦めました。

沖縄県宮古島市に決めた理由

もともと条件に挙げていた内容はすべてクリアしているのですが、特に決心に繋がった理由はこんな感じです。

  • 宮古島の海の綺麗さや穏やかな空気感が好きで何度か旅行にきていた
  • リゾート観光地として資産価値が上がりそうな割に物件が多くて買いやすい価格
  • 余った部屋で民泊をしたかったので、宿泊需要が高くて競合と差別化できそうだった

宮古島の海の綺麗さや穏やかな空気感が好きで何度か旅行にきていた

やっぱり「好きな場所」で暮らすっていうのが理想でした。でも旅行で行くのと暮らすのは全然違うから、こればかりは想像するしかなくて、実際暮らしてみたら嫌なこともあります。(これはまた別記事で書きます)

私の場合、「海を眺めるのが好き」というレベルではなくシュノーケリングでガツガツ泳ぐのが好きなので、宮古島レベルに海の透明度が高くてサンゴ礁が近い海に気が向いたら行けるというのは最高じゃん!というのがありまして。

さらにアラフォーにして日焼け止めを塗らずに遊ぶほど紫外線に抵抗がない(むしろ日差し大好き)から、宮古島の強い日差しが長く続いても気持ちよく受け止められるんじゃないかなと思っていました。

1月に引っ越しして、涼しい時期を中心にまだ4か月目、海も気候も本番を経験してないから、ここの答え合わせはまだ出しにくいですが快晴の日に海を見るだけでもやっぱり癒されます。

リゾート観光地として資産価値が上がりそうな割に物件が多くて買いやすい価格

移住するときに、物件取得を賃貸か購入するかで悩む方は多いと思います。地方移住などで自治体が誘致を頑張っている場所だと空き家を安く買えたりしますしね。

私は、後述する民泊を行うため自由度が高い購入できる物件で探していました。(賃貸でも民泊はできますが)移住先を探すついでに宮古島旅行に行った際に、物件の内覧をしたのですが市街地ど真ん中の新築100㎡で土地建物付き3,000~4,000万ほどで購入できます。地方では特に安い価格ではないのですが、ポイントは宮古島が世界に通用する「リゾート地」であること。実際にコロナになる前は土地価格がグングン上がって、海外の資産家が土地を購入したりしていたとか。

移住する場合、その地に永住するかどうか分からないので物件購入をするにしても手放すときのことを考えておきたいところ。ということで、資産価値が少なくとも「下がらなそう」な物件を見つけられたのは大きかったです。

余った部屋で民泊をしたかったので、宿泊需要が高くて競合と差別化できそうだった

私はパートナーがいて、結婚も視野に入れていますが相手の仕事はリモートだけでは進まないため完全移住は私一人。なので、広い家に住みたいと思っていたものの部屋は余る前提。ということで、前々から興味があった民泊をゆるりとやってみたいなと考えていました。

宮古島であれば、コロナさえ明けてしまえば国内外から観光客が押し寄せる人気の場所。もちろんリゾートホテルや安い民宿もたくさんありますが、やり方次第では民泊に集客しやすい環境ではあります。仮に一人1泊5000円だとしても二人組で週末2泊3日が毎週埋まってくれたら8万円の売上になります。ローンを組んだときに足しになるし、一人でも寂しくありません。笑

1番はぶっちゃけ、土地を変えてリフレッシュしたかった

もっともらしいことを理由として並べてきたけど、1番は誰もが羨むリゾート地でのんびり過ごしながらストレスを開放したかったのが大きいです。

仕事から離れることはできないけど、コロナ禍でリモートワークがしやすい環境になって好きな場所で仕事ができるようになったのに、愛着のない友達もいない土地にいるのは正直辛かったのです。だから、東京に住んでたら宮古島移住の決断は大きかったけど、元々東京を離れ福岡→山口と転々としていたので、「そろそろ自分が好きな場所に移住してみるのも良いな」という感覚がありました。

だから、住んでみて意外とストレスの方が多いと感じたらまた移動すると思います。笑

実際に4か月暮らしてみて感じた、宮古島移住のメリットデメリットも別記事で書きたいと思います。

ABOUT ME
なつ
1983年生まれのアラフォーです。 海外ドラマとネット通販が大好きな引きこもり系なので、ブログで収入が作れるのか模索中。 オタク的に詳しい分野はないので、実体験から需要のありそうな情報を雑記ブログとしてまとめてます。