アジアのシリコンバレーと呼ばれ最近注目されている中国の深圳(シンセン)。
女子的には、テクノロジーやITにあまり興味はありませんが深圳の魅力はそれだけじゃないんです。
2018年12月に、香港経由で中国深圳旅行に行ったので、レポートしたいと思います。
深圳(シンセン)の特徴
- ドローン開発世界一の会社DJIの本社がある
- 布製品の工場が多くアパレル市場ビルが多い(コピー品が多いので注意!)
- 1万人弱の絵かきが集まる深圳大芬油画村は世界の名画が格安(でも贋作)
- 香港の隣で電車で入国できる

今回の旅の計画は、福岡空港から香港エキスプレス(LCC)で香港入りをして、電車だけで中国深圳に入国。
深圳で楽しみたかったのは、格安ショッピング(カーテンのオーダーしたい)、電気街で仕入れ(店舗ディスプレイ用のLED)、本場の火鍋や点心。
あとは、急成長しているといわれていたので街並みを見るのも楽しみでした。
深圳の物価
2018年12月時点では、1元が約17円でした。そもそもレートがあまり良くない(昔は1元9円とかだった)ので、日本から中国に旅行する側としては不利ですね。
ただ、それでも物価は日本より安いです。画像の飲茶は大体4元なので約70円。
日本のコンビニで肉まんを買うと、安くても110円とかですよね?
同じクオリティなら大体5~7割ほど安い印象でした。
深圳の交通
今回の旅行では、タクシーを一切使わず(言葉が通じないのが面倒だったので)地下鉄だけで移動しました。
深圳の地下鉄は、初乗りが30円くらいと激安!地下鉄カードを購入すれば毎回切符(画像のコイン)を買わずに済むので、沢山移動したい方は地下鉄カードの購入がオススメ。
深セン地下鉄を利用する際に、絶対にお勧めなのが深セン専用の交通カード「深セン通」です。
深セン地下鉄の自動発券機は5元札までしか使えなく、発券機がなかなかお札を認識してくれないため、地下鉄に乗るたびにきっぷを買うのはかなりの面倒です。
「深セン通」ならほとんどの地下鉄の駅で購入可能ですし、繰り返し利用できるので、複数回地下鉄を利用されるなら、購入をお勧めします。
深圳で通じる言語
深圳では、日本語はもちろん英語もほとんど通じません。
翻訳の準備は万全にしていきましょう。
おすすめの翻訳グッズはこちらの記事で紹介♡
香港経由で深圳へ 電車での行き方と出入国の流れ

香港経由で中国・深圳へ入国
香港空港に到着して、案内板を確認すれば電車(エアポートトレイン)はすぐに見つかります。
香港でもあちこちに行く予定がある、という方は電車カード「オクトパス」を購入すると楽ちんです。
深圳に直行する、という場合は切符代が65元ほどなので単体で購入しましょう。(深圳ではオクトパスを使えません)

オクトパスカード
路線図と券売機↓。
英語も書いてあるので、あまり迷わず買えます。香港空港から羅湖(深圳の入り口)までは1時間弱、乗り換え3回で到着します。
香港と中国の国境【羅湖(Lowu)】でイミグレ
深圳の入り口、羅湖に到着して人の流れに乗ると出国、入国はあまり迷いません。
注意したいのは、日本人はVisitor(ビジター)なのでオレンジの看板を目指しましょう。(上の画像の右側)
香港からの出国は自動読み取り機でスムーズ
香港から出国する際は、パスポートを自動読み取り機に当てるだけで手続き完了。
およそ5分で終わりました。
中国・深圳への入国は対面式で若干込み合う
香港を出国すると、ぐっと雰囲気が変わります。(やっぱり香港のほうがキレイです。笑)
深圳への入国も特に迷うことはないと思います。
入国審査場の前に紙があるので、それを書いてパスポートに挟んでおけばOKです。
深圳(シンセン)到着!私が過ごした全スポット
ここからは、深圳旅行中に実際に訪れて楽しかったところをご紹介します。
【ショッピング】到着後そのまま入れる!羅湖商業城は羅湖駅の真上
一言でいえば、「偽物のデパート」(笑)
でも、オーダースーツやオーダーカーテンなどは安くて上質なものが作れますよ!
写真は撮れませんでしたが、世界的に有名なブランドのバッグや靴や洋服の「ニセモノ」が多く並んでいました。
私はオーダーカーテンや品質の良さそうなコートを購入しました♡かなりコスパ良し!
観光客に対しては、高額でふっかけてくるのでストレートな購入はNG。最初に提示された金額から、半額くらいには下がりましたよ!
【ショッピング】意外な穴場?国貿駅のショッピングビル地下1階の北欧雑貨店「NOME」
FranfranとIKEAの要素をシンプルに取り込んだ感じのインテリア&ファッション雑貨店「NOME」。
日本に帰ってきてから調べたら、中国全域にある有名なお店みたい。

地下鉄国貿駅に直結したデパートに入っているので、深圳に行った際は是非チェックしてほしい可愛さ!そして安さ!
スウェーデンのデザイナーが作っているブランドだそうで、店内にはデザイナーの写真が飾ってありました。

予定外の買い物だったけど、この品質でデザインで価格は日本ではないかも・・・と購入。
ゴールドのクリップは各種デザインが10元(日本円で170円くらい)。
本革の白×ピングのスニーカーが33元、ピンクのヒールなしパンプスが9.9元!
中国にハイセンスは求めていなかったから、テンション上がりました。
【ショッピング】深圳といえばココ!華強北駅の電脳街は中国の秋葉原



ここでは、お仕事関連のお買い物をしました。
店内撮影NGだったのでお見せできないのですが、マザーボードなど機械のパーツ?部品?が売られていたり、プロ仕様という感じ。
とても広い面積(大きい電化店くらい)で10階建ての建物に、電気製品がビッシリつまっていて、そんな建物が10個以上あるという感じ。
たぶん、男の子はずっと楽しめると思います。笑
【食事】絶対おすすめ!接客も味も二重丸な火鍋チェーン店「海底撈火鍋」
チェーン店なので、検索をかけると深圳だけでも4店舗ほど出てきます。
私が行ったのは、会展中心駅近く(福田エリア)にある店舗で、とてもきれいなレストランビルの4階には行っていました。





【食事】カフェ系は安定の美味しさ、国貿駅近く85度C
【観光】贋作だらけの絵画村、深圳大芬油画村は色々衝撃
インスタ映えな世界観が広がる絵画村大芬。
こちらは大芬駅から徒歩5分くらい。
1万人弱の絵かきがいるらしく、あちらこちらで絵が販売されています。
(その場でスマホを見ながら贋作を書いている人が沢山いて、見ているだけで面白いです。)
絵の木枠もその場で制作されています。電ノコの音が響く。
ワンピースのキャラクターばかりのお店もありました。
絵に詳しくないのですが、↑のようなおしゃれな感じの絵も。これも贋作なのかなぁ?
購入したかったのですが、送料のほうが高くて断念。
(大きい絵は送料だけで数万ということも・・・)
絵画のほか、陶器を販売しているギャラリーもありました。とてもオシャレ♡
【ホテル】羅湖駅から徒歩5分くらい、新都酒店に宿泊
1泊3000円ほどで宿泊した新都酒店は、羅湖駅と国貿駅の真ん中くらいで便が良かったです。
きれいで立派なエントランスですが、日本語はほとんど通じず英語も際どい感じ。
お部屋の写真はないのですが、清潔で問題なし!
アメニティも一般的に必要なものは揃っているし、ドライヤーも風量があるタイプでした。
中国深圳はこれからが楽しみな掘り出しモノタウン!
大きなショッピングビルが多く、飲食店も小さな定食屋から最新火鍋レストランまで様々。(スタバやマックも普通にあります)
ひと昔前の韓国ソウルのような、市場での値下げ交渉が楽しめる街です。
中国語の難しさや、外れを引くと激マズな飲食店があったりと、下調べは必須ですが
それも旅の面白さ!
旬な深圳を楽しんでください!