2018年4月23日から韓国の釜山に行ってきました。
釜山は2回目だったのですが、私のアテンドで母親と二人旅だったので、沢山調べて改めて気づくことも・・・。
これから韓国旅行をする方に役立つと思うのでメモしておきます。海外旅行全般で役に立つこともあると思いますよ!
この記事の目次
持ち物 旅は準備で変わる
まず、大前提として釜山は意外と日本語が通じません。英語は通じる方が多いです。
旅行中に感じたことですが、色々な国の旅行者がいるので英語を習得している方が多いのかもしれません。
韓国語も英語も得意ではない方も、出発前の準備があれば大丈夫なのでチェックしておきましょう。
ガイドブック
旅行前にスマホで「釜山 観光」「釜山 グルメ」とググって終わりの方が多いようですが、ガイドブックの調査力と個人のブログではやはり差が付きます。
ネットでチェックしただけでは分からない魅力や豊富な写真は、旅のプランを立てるのに多いに役立ちます。まずは、行き先のガイド本を本屋さんで立ち読みしてみましょう。釜山なら5冊くらい出ているはずです。
大人女子向け、家族向け、グルメ特化など色々な内容があるので自分に合った一冊を探してみてください。
ちなみに私は、JTBパブリッシング発行のララチッタシリーズをチョイスしました。
大人の女性向けで、グルメや美容、観光スポットをバランスよく掲載してることとコンパクトなサイズが決めてになりました。ガイドブックはMAPPLE発行のことりっぷシリーズが好きなのですが、書店で見つけられず・・・。
ちなみに、韓国全体のガイドブックではソウルがメインなので要注意。
釜山ガイドブック一覧
巻末の路線図付き地図は何度も役に立ちました。主に観光地の雰囲気を知るために見て、実際に食べるお店はスマホアプリのコネストで検索して口コミを見て決めるという感じでしたが、出発前のプラン立て(予算含め)にはあってよかったなという感じ。
ガイドブックと言えばるるぶ、というイメージありますよね。しかもちいサイズという持ち運びに便利なサイズまで!内容がインスタ映えやショッピングが目立っていて、今回のプランには合いませんでしたが、友達との旅行ならアリ。
まっぷるも魅力的な内容でした。こちらも女友達やカップルなら良い内容。韓国は全体的にインスタ映えが流行ってますね。
釜山 オトナ女子のすてきな週末 ときめくプサンの楽しみ方51
最後まで購入を迷ったのがララチッタとコレでした。51項目に分けて行き先を提案してくれていて、何よりタイトルがオトナ女子ですから母娘旅にぴったりだなと。こっちも買っておけばよかったかな?
書店でみなかったことりっぷですが、ネットで見つけました。2014年発行なのでそりゃ本屋さんには置いていないわけです。笑 釜山はここ数年で観光地の様子や飲食店の価格が変わっているので、1年以内発行のガイドブックを選びましょう。(ことりっぷから新刊が出ることに期待)
上級者向けの印象だったのがこれ。文章が多く、地元メシにフォーカスしています。釜山に何度も渡航している方や、ガイドブックを複数購入したい方におすすめ。
私はパラパラっと見て戻したのですが…笑 こちらも定番、地球の歩き方シリーズ。薄い紙で分厚い内容、まるでタウンページのような様相で、中身はモノクロ。派手さはありませんが、店舗情報などかなり細かく掲載されているようでした。
釜山旅行であると安心な持ち物
- モバイルバッテリー:wifi利用のスマホは充電切れが早い!一日安心して動けるように用意して
- 上着:釜山に限らず旅行時は、山などの標高が高いところに行くことも。真夏でも長袖は必須です
- 多めの着替え:到着後の着替え、日中にホテルで一旦休憩など着替えたくなるシーンも。
- 折り畳み傘:旅行のときってなぜか突然の雨が多くないですか?持っておきましょう
- 予備の靴:雨などで濡れると1日以上乾きません。歩きやすい靴は2足以上あると安心
- サングラス:釜山って晴れると日差しが強いんです…。
- 水筒:ホテルのお水や日本から持っていくインスタントコーヒーなど、持ち歩きに何かと便利
- 韓国用wifi:これはもはや必須ですよね。街中wifiは不安定なのでグループで1個は欲しいです
- 酔い止め薬:バスやタクシーは日本より揺れます。念のため持っておきましょう。胃薬や鎮痛剤もあると安心。
スマホアプリ
- Google翻訳
- コネスト
釜山旅行を最高に満喫できたのは、この二つのアプリがあったからと言っても過言ではありません!それくらい助けられました。
Google翻訳
ハングルが読めない方に必須のアプリ。Google翻訳は画像翻訳ができるため、日本語掲載がないメニューを写真で取れば日本語に翻訳してくれます。マジ神!
屋台やレストランで日本語表示がないことは結構多いので‥‥
コネスト
韓国地図や路線図、グルメ情報などを全て日本語で掲載しているアプリです。これが本当に便利で、これが無かったらまともに移動もできませんでした。
日本語とハングルの掲載があるので、現地で質問するときにも使えます。
電車のルート検索やスポットのお気に入り登録も可能です。徒歩や車も含めたルート提案をしてくれて、金額や時間も確認できるのでプランを立てるときも便利!
現在地から飲食店を探し、お店のレビューを見ることもできます。(レビューも日本語オンリー)ただし、営業時間はお店の都合で結構変わるので参考程度に。笑
移動編 九州なら船もおすすめ
私が暮らす福岡には、博多港や下関から釜山行の国際船が出ています。
東京に住んでいたころは、海外旅行というと飛行機一択の私でしたが福岡は韓国が近く高速船なら3時間で釜山につきます。
カメリア号 ツアー代金
今回は、激安パックツアー【カメリア号2泊4日プラン】を利用しました。平日の旅行だったので更に安かったのですが内訳はこんな感じ。ちなみにツアーとはいっても、フリープランなので釜山では完全に自由です。もちろん直接予約することも可能です。
カメリア号は釜山と博多を往復する旅客ターミナルです。会社概要を確認したところ、日本と韓国の合弁会社のようですね。
[st-mybox title=”ツアー金額” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#424242″ bordercolor=”#424242″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]【カメリア号2泊4日プラン】 19,230円
ツアー料金 17,300円
- 船の往復(行きは2等室、帰りは1等室)
- GnB Hotel 2泊
別途必須 1,930円
- 博多港利用料+乗船費用=1,000円
- 釜山港燃油サーチャージ+港税=9,300W(930円)
注意!
韓国は渡航と宿がセットになっているツアーが一番安いことが多いので、トラベルコで料金比較をするのがおすすめです。ただし、掲載料金には、燃油サーチャージや空港利用税は含まれていないことがほとんどなので、総額としては数千円プラスされることを念頭に置いておきましょう!
弾丸旅行だったら、ホテルは取らずにチムジルバン(サウナ)で1泊するのもアリ。その場合は、格安航空券の比較サイトで飛行機の予約(もちろん船でも)をするとお金のかからない釜山旅行ができますよ!
博多港
天神や博多からバスが出ているので、チェックしておきましょう。
バスが到着すると、そのまま1階でチェックインをして2階で出国手続き、乗船となります。ここで結構驚くのがセキュリティの低さ!
荷物検査が一切ないので、船内にはなんでも持ち込めます。笑(釜山入国時にX線検査はあります)
カメリア号船内
予約するランクによって部屋が全然違います。カメリア号は5時間の渡航になるのですが、座席ではなく部屋番号が与えられます。
部屋の種類は大きく分けて3種類です。
- 2等室:10人以上の大部屋
- 1等室:鍵付きの個室
- 特別室:広い個室
私たちは、行きは2等室で大部屋、帰りは1等室で個室(鍵付き)でした。大部屋は男女が分けられて、一応パーソナルスペースで区切られています。
そこはかとない囚人感・・・笑 最初は面食らいましたが、旅っぽくて面白かったです。同室には20代とみられる韓国人や中国人の女性が3組ほどいましたがみんな静かでストレスにはならなかったです。
5時間の渡航も、旅の一部として楽しみましょう!飛行機と違って、こんなことが出来ますよ!
- 食堂でご飯
- 景色の見えるお風呂
- お部屋で酒盛り!
- 甲板でセルフィー
写真が下手すぎて伝わりませんが、かなり大きな船で移動中も甲板に出られます。
3階にある食堂はかなり広くてメニューも豊富。営業時間が決まっているので乗船時にチェック
釜山港
要注意なのが、釜山港には船のターミナルが3つあること。
これに帰るときに気づいた私は、結構困りました。笑
もちろん到着時と同じターミナルなのですが、釜山国際旅客ターミナルが正しい目的地です。
釜山到着後の両替&電子マネー
[st-kaiwa1]釜山港内のセブンイレブンで売ってる電子マネーは高いので注意![/st-kaiwa1]港でも空港でも、釜山入国直後にまず必要なのは韓国ウォンへの両替です。
両替は必要な金額より多く、余ったら帰国前に精算
釜山の街中は、ソウルのような両替所がなく(あるのかもしれないけど見つからない)空港での両替が安心な印象でした。
万が一ウォンが余った場合は、空港や釜山港の両替所で円に換えられるので、心配のない金額を用意しておきましょう。
電車やバスで使える電子マネーは駅で購入が安い
釜山港ターミナル内にあるセブンイレブンで、電子マネーカードが販売されています。韓国アイドルの写真入りで5000wですが、鉄道駅構内では2000wでシンプルな電子マネーカードが自販機で販売されています。
画像内上のオレンジと黒のカードが電子マネー
使い方はSuicaやPasmoと同じで、自販機でチャージをして改札でかざすだけです。
(画像)
駅構内、改札から少し離れたところに切符販売機とチャージ機が並んでいます。
チャージ機は画面操作で日本語に変更できます。カード購入とカードへのチャージが同じ機械なので、カード購入後にチャージが出来ます。
機械によるかもしれませんが、チャージのときにおつりが出る金額は受け付けてくれません。隣に両替機があるので、ちょうどの金額を投入してください。
改札は、下記のような日本に似たパターンのものと、鉄棒が障害物になっているパターンがあります。カードをかざして乗車するのは変わりません。
釜山空港なら地下鉄、釜山港ならバスが移動の最安
釜山空港は地下鉄が直結してるので分かりやすいです。
釜山港は、正面出口を出た目の前にいくつかバス停が並んでいます。
タクシーの呼び込み風なおじさんたちがたむろしていますが、その中にバスの運転手さんがいたりします。
バス亭の前に立っていると「どこにいきたい?」と片言の日本語で話しかけてくれてバスと降りる駅を教えてくれました。(その後、そのバスを運転していた)釜山港から中央(Chungang)駅までで、2018年4月時点ではW1200(約120円)で乗れました。
釜山はタクシーの初乗りもW3300(約330円)と安いので、複数名ならタクシーが楽ですね。もっとも最寄り駅である草梁(Choryang)駅は徒歩10分ほどらしいので時間に余裕があれば歩くのが最安です。
釜山のバス&地下鉄&タクシーの注意点
釜山は、ショッピングエリアである西面(Somyon)、市場が賑わう南浦(Nampo)、カジノと海のリゾートエリア海雲台(Heunde)と観光エリアが点在しています。タクシー移動では距離があるので地下鉄とバスを上手く使いこなしましょう。
釜山の地下鉄
私が何度か失敗したのが、進行方向の確認不足です。
釜山では、日本のようにホームの移動が出来ないことが多いので、改札に入るときは進行方向のホームから入る必要があります。
また、改札に駅員さんがいないことも多いので、改札内でトラブルがあったときは、勇気を出して近くの一般人に声をかけましょう。改札の外にはみどりの窓口のようなスペースが近くにあります。
注意点
- 改札に駅員がいない
- ホームにも駅員がいない
- ホーム間の移動ができないので進行方向の改札を確認して乗車する
また、韓国は日本以上に優先席の意識が高く、若い人が優先席に座ってると乗客に注意されることもあります。(私は注意されました)
釜山のバス
釜山のバスも電子マネーで乗車できます。市内のバスは、乗車の際にタッチするだけで良いようです。
上記のような1ドアのバスと日本のような2ドアのバスがありました。
私が乗ったバスは全て一律料金でした。電子カードを利用するとW50 ほど安くなるようです。
釜山のタクシー
1度だけタクシーに乗車しました。帰りの釜山港ターミナル行きのバスが分からなくなり、苦肉の策でしたが金額的には二人でw1000ほどの差だったので良かったかな。。
初乗りW3300 で、メーターが上がる感覚は確かW200ずつくらいでした。いずれにせよ、かなり安いです。
ただし、私たちが乗ったタクシーは日本語はもちろん、英語も通じなかったので行き先のハングルメモは必要です。
準備は万端!釜山を楽しんで♡
東京からも近い韓国は、グルメにコスメにカジノに楽しみが沢山あります。
しかし、英語と違って韓国語はハングルが読めなければ全く見当がつきません。
翻訳アプリの準備だけは忘れずに、韓国・釜山旅行を楽しんでください。
次回は、実際に訪れた観光・グルメスポットを記事にしたいと思います♡